ギャンブル依存症でとても苦しいおもいをした私の経験を書く前に、ギャンブル依存症とはどういったものか、一般的にいわれていることを書いておきます。
ギャンブル依存症について漠然としかご存じない方は、読んでみて下さいね(^^)
ギャンブル依存症とは「病的賭博」ともいわれる、完全にギャンブルに依存してしまう状態です。
私は専門家ではなく患者なので、あまり難しいことはよくわかりませんが、これは心の病気ではなく
脳の病気です、しかしその本当の原因は心にあるようで、ちょっと複雑ですよね。
ギャンブルに完全に依存した状態とは、
とにもかくにもギャンブルをしなくてはいられない、とか、経済的にギャンブルする余裕はないハズでも(借金してでも)やってしまう、
ギャンブルで失ったお金をギャンブルで取り戻そうとする、
生活する為に必要な収入をギャンブルに依存(頼る)して得ている、
などの状況を指します。
悪化するほどに、「ギャンブルをすること」の優先順位が高くなって、
やがて家族や友人など大切な人間関係よりもギャンブルの方が大切になります、無意識でも。
その結果、ギャンブルをする為に大切な人との約束を破り、そして裏切るようになるので、重度の依存症患者は
人の皮を被った悪魔とも言われます。
ちなみに、勝ち負けは関係ありません。
勝っていても借金がなくても依存しているなら依存症なので、例えばパチプロ達は全員重度の依存症患者さんです。
それから、例えばパチスロ依存症だったとして、それを解決する為に競馬をする、
というのは実際無意味です。
たまたま一番身近なギャンブルがパチスロだからいつもパチスロをしているだけで
ギャンブルに依存しているので、競馬に切り替えたところで一切解決にはなりません。競馬もギャンブルだからです。
パチンコ依存症の解決策として競馬を勧めているのを見たので…
信じてはイケマセン。
競馬で人生を失う人は多いし、パチンコ・パチスロよりもずっとギャンブル性が高いものと思います。
ギャンブル依存症は
否認の病と言われるくらい、自身ではなかなか認めることができない病気です。
実際、顔見知りのホールの常連客や友人達のほとんどが
「しなきゃしなくても別にいいからいつでも辞められる」
と言いますよ。
もしも
「もしかして自分は依存症かも…」
と少しでも思うなら、実はかなり進行した依存症だと思ってOKです。
軽いうちは自覚がなく、むしろ否定しますから。
なので病気が軽いうちに治療・対策することがとても難しいのです。
ギャンブル依存症患者の末路ギャンブル依存症は進行性の病気です。
そして
不治の病つまり一生治ることはありません。
たとえ何年パチスロを打っていなくても、
依存症が完治したわけではなくて、
ほんのわずかなきっかけで、また依存症の状態に逆戻りします。
ギャンブル依存症を克服したいなら
生涯ギャンブルをしない以外に方法はありません。
ギャンブル依存症は進行性の病気で、
進むほどにあらゆる状況は悪化していきます。
人間関係、仕事、家庭。
なにもかもが悪くなっていって、
ギャンブル依存症患者は最終的には
犯罪者になるか自殺するといわれています。
犯罪後に自殺、というパターンもあって、
私が知っていた方は、本当に重度の依存症で、家族からもとうに見放され絶縁状態で、それでも仕事の仲間は気にかけてはいたのですが、ある日、どうしてもお金に困ったのか強盗(未遂)をしてしまい、出所直後に自ら人生を終わらせました。
暗い話で申し訳ないのですが、
でもこれが現実で、ギャンブル依存症患者の末路なのですよね。
「自分は依存症かもしれない」
「このままいったらどうなるんだろう…」
「もうスロはヤメた方がいいと思うのに打ってしまう」
「誰か助けて!」
そんな人は、一読してみたらいいかもしれません(^^)

1. 無題
目の前に10万円有ったら何する? って聞かれたときに、心の中で真っ先に
パチンコって思ったら依存症なんでしょうね。
まぁ普通の人?の場合、仕事があり家族が有り生活があるので「使えるお金」
ってのは決まってると思うので、お小遣い全部つぎ込もうがそれは本人に自由だと
自分は考えます。問題は小遣いの範囲を超えて借金したり、生活が困るような状態に
自ら追い込んだ場合なのかなと。 そうならないように気をつけたい・・・
自分の場合は給与袋はそのままヨメに渡るので、小遣いとヘソクリの範囲でしか
遊べませんけどね(^-^;